EurekaMoments

ロボットや自動車の自律移動に関する知識や技術、プログラミング、ソフトウェア開発について勉強したことをメモするブログ

中国でエンジニア就職するための求人の探し方と応募の仕方

目的

前回の記事で、自分が中国へ行くための転職活動でレジュメを
どのように書いていたかについてまとめました。
www.eureka-moments-blog.com 今回の記事では、レジュメ作成の次のステップである求人探しと
応募について学んだことを詳細にまとめようと思います。

目次

求人探しの方針を決める

中国に移住して仕事をするとして、最初に下記の求人を
狙ってみることにしました。

  • 中国現地にある会社の求人
  • 中国に住みながらリモートワークが出来る日本の会社の求人

まずは元々の会社にそのまま在籍した状態でリモートワークが
出来ないかを人事部に相談したのですが、あくまで国内在住に
限った制度だと言われたので諦めました。

これについては他の会社でも同様で、いくつかリモートワーク可で
あることをアピールしている会社はありましたが、いずれも日本
だけであるということで、応募してもすぐに断られてしまいました。

以上のことから、今回の転職活動で狙う求人は、やはり中国現地の
会社が出しているものしかないなと思い、それに向けた求人探しが
スタートしました。

転職サイトで求人を探す

真っ先に思いつくのはやはり転職サイトに登録して探す
ことだと思います。自分は今回下記のサイトを利用した
ので、それぞれについてのメモを書いておきます。

doda

転職活動を始めて一番最初に登録したサイトです。
このサイトに登録すると、自分の求人探しやレジュメ作成、
面接対策をサポートしてくれる転職エージェントの方が
就いてくれます。
doda.jp

このエージェントの方のコネクションにより、活動開始早々に
中国の会社との面接の機会を貰うことができたのですが、
勤務地などの希望が合わずに内定とはなりませんでした。

それ以外に、サイト内で扱っている求人を自分で探して
応募することもできるのですが、中国やその他海外での勤務
かつソフトウェアエンジニアのポジションという条件に
マッチする求人は見つかりませんでした。

全体的に日本国内での求人がほとんどで、海外勤務のものが
ほとんど扱われていないように思えます。

ビズリーチ

上記のdodaでは希望の求人が見つからなかったので、
次に登録したのがこのビズリーチでした。
www.bizreach.jp

こちらでは複数の中国勤務の求人を見つけることができ、
面接を受けることもできたのですが、残念ながらご縁が
ありませんでした。

ビズリーチに登録すると、毎日大量の転職エージェントから
求人紹介のメールが来るようになります。ただし、それらの
ほとんどは日本国内の求人であり、希望にマッチするものは
ありませんでした。

自分はプロフィールにはっきりと中国での勤務を希望と
書いているにもかかわらず、的外れな求人ばかりを紹介される
ので、このエージェント達は自分のプロフィールなんか
全然読んでないんだなということが分かりました。

JAC Recruitment

こちらは外資系企業の求人を多く扱っているという情報を見たので、
中国企業の求人に出会えるかと思い登録しました。 www.jac-recruitment.jp

ここでもまた1件、日本法人を持つ中国企業と面接する機会を得て、
オファーを貰うまで行けたのですが、その後の年収交渉で話が合わずに
向こうからオファーを取り下げられてしまいました。

外資系企業の求人が多いとは言われてたけど、実際利用してみると
目に入るのは日本企業の求人ばかりだったので、正直期待外れでした。

カモメ 中国転職+アジア

こちらは中国とその他アジアの会社の求人を専門に扱うサイトです。
以前に残念ながら縁の無かった中国の会社を紹介してくれたエージェントの
方に教えてもらったので、少しの期間だけ利用してみました。
kamome.cn

確かに他の転職サイトとは違い、中国の会社の求人が沢山見つかるという
点では良かったのですが、どの求人も給与の想定金額がかなり安いという
ものばかりだったのが問題点でした。

また、自分のようにソフトウェアエンジニアを目指す人の希望に
合うような求人がほとんどなかったのも残念でした。

CareerCross

今回の転職活動の中で最後に利用したサイトはこれでした。
最終的にオファーを貰って契約を結んだ会社と出会ったきっかけは
このサイトを通じて求人の紹介をしてくれたエージェントの方でした。
www.careercross.com

このサイトも外資系企業の求人を多く扱っていることを売りに
していて、確かに海外の求人の連絡は比較的頻繁に来ていました。
ただし、中国の会社からの求人が来ることは稀で、タイとかベトナム
みたいな東南アジア方面の求人の連絡が多い印象でした。

上記のエージェントの方は中国現地の転職エージェントとの
コネクションを持っており、それを辿って今回契約を結んだ会社と
面接を受けることになりました。

知り合いの知り合いみたいな感じですが、人との繋がりは大事だなと
改めて思いました。

LinkedInで求人を探す

最後に紹介するのは、世界的に有名な就活SNSであるLinkedInです。
世界中にユーザがいるだけあって、様々な国の会社の求人を見つける
ことができます。

中国の各地方でのソフトウェアエンジニアの求人も多数あり、
リモートワークとしての求人を見つけることができるのも
魅力です。
www.linkedin.com

繋がりのリクエストやメッセージを送ることで他のユーザと
知り合いになれるのですが、そこで各会社のHRや現地の
転職エージェントともつながることができます。

特に転職エージェントと繋がれることで、自分の希望に
合う求人を紹介してもらえたり、会社側とのやり取りの
サポートをしてもらえます。

一つ欠点があるとすれば、的外れな求人の紹介のメッセージが
沢山くるのが面倒です。
自分のプロフィールなどに「中国で働ける求人を探してる」
みたいなことを書いていたとしても、それに見合った求人の
情報が届くのは稀です。
自分が日本人だという理由だけで、とりあえず日本勤務の
求人ばかりを送ってきます。ちゃんと自分のプロフィールを
見ていないか、見てないふりをしてとりあえず送ってみて
いるかなのでしょう。

自分はこのサイトを通じてある日系企業や欧米企業の
中国法人での求人に出会い、最終面接を受けれたり
オファーを貰えたりすることができたので、
利用する価値は高いと思います。

求人に応募する

上記の方法で求人を見つけたら、今度はそれに応募する
作業をします。このとき、その求人を出してる会社の
採用ページに行って直接応募する方法と、その求人を
紹介してくれた転職エージェントを通じて応募する
2種類の方法があります。

会社の採用ページから応募する

一つ目の会社の採用ページから応募する方法は、場合に
よっては少々面倒なことがあります。既にこちらの記事で
まとめたようにレジュメを作成し、それを提出すればいい
のですが、
www.eureka-moments-blog.com 何故かそれに加えて、専用の応募フォームにレジュメの
内容とほぼ同じことを記載しないといけない場合があり、
それが非常に面倒です。
また、その応募フォームによってはしばらく操作を中断すると
勝手にログアウトされてしまい、また一から書き直しに
なることもあるので注意が必要です。

転職エージェントを通じて応募する

2つ目の方法の場合は、転職エージェントにこちらのレジュメを
送れば、あとは向こうが会社側とやり取りして応募の手続きを
進めてくれるので非常に楽です。

また、自分が提出したレジュメを応募の前に添削し、少しでも
書類選考を通過しやすくなるように、改善ポイントを教えて
くれたりもするので助かります。

転職エージェントのサポートは無料

こういった転職エージェントのサポートを利用する場合、
彼らに報酬を払わなければならないように思えますが、
実は無料です。

転職エージェントにとっての顧客は自分達ではなく
求人を出している会社です。転職エージェントは
顧客である会社に人材を紹介し、その人が採用されると
その報酬が会社からエージェントに渡されるように
なっています。

エージェントとしては当然報酬が欲しいため、自分達が
少しでも会社に採用されやすくなるように多くのサポートを
してくれます。
ただし、逆にこちらから求人の選考やオファーを辞退
しようとすると、いろいろな理由をつけて引き留めようと
してくるので、少々面倒な場合もあります。

求人に応募した後のステップ

応募が出来たら、次は会社側での書類選考が行われ、
それを通過すれば面接やテストに呼ばれます。

選考の各ステップの結果については、大抵の場合は
通過した場合のみ連絡が来て、落選の場合は何の
連絡もなく自然消滅することになります。

なので、次の選考の連絡が来たらラッキーくらいに
考えておき、待ってる間も他の求人探しと応募に
取り組んだ方がいいです。

極稀に、落選の場合も丁寧に連絡をくれる会社が
ありますが、そういう会社は好印象です。

幸運にも面接やテストのステップに呼ばれれば、
それに向けての準備をすることになります。
次の記事では、面接・テストを通過するための準備の
仕方について詳細にまとめようと思います。