EurekaMoments

ロボットや自動車の自律移動に関する知識や技術、プログラミング、ソフトウェア開発について勉強したことをメモするブログ

GitHub上のコードを自動レビューしてくれるクラウドサービスCodeFactorの使い方

目次

背景・目的

最近こちらのOSS開発を始めたので、
これを機会にCI/CDやコードレビュー
などをやってくれる各種サービスを
利用して、自分のコードの質を高める
ようにしようと考えました。

github.com

そこでまずは、GitHubと連携して
自動でコードレビューをしてくれる
サービスである、CodeFactorを利用
し始めたので紹介します。

CodeFactorとは

自分のGitHubあるいはBitbucketの
リポジトリと連携して、そこに
コミットされているコードの静的
解析をしてくれるサービスです。

www.codefactor.io

アカウント登録

トップページの右上にあるこちらから
まずはアカウント登録をしてログイン
します。

f:id:sy4310:20200406223630p:plain

自身のGitHubあるいはAtlassianの
アカウントを使って登録できます。

利用プラン

こちらのような無料プランと
有料プランがあります。

f:id:sy4310:20200406224343p:plain

パブリックリポジトリであれば
無制限なので、とりあえず自分は
無料プランを選びました。

対応言語

これだけの種類の言語がサポート
されています。

f:id:sy4310:20200406224843p:plain

ここ最近の主要な言語は大体サポート
されていそうです。

基本画面

画面の指示に従って、アカウント登録
からレビュー対象リポジトリの登録まで
やると、こちらのようなDashboardと
いう画面に遷移します。

f:id:sy4310:20200406225125p:plain

ここから、レビューしたいリポジトリの
追加や履歴の閲覧、アカウントの設定
などが出来ます。とてもシンプルな
デザインでいいですね。

レビュー結果

今回立ち上げたOSSのリポジトリを登録
すると、早速こちらのようなレビューが
実行されました。

f:id:sy4310:20200406231219p:plain

Pythonの中で既に定義されている関数と
同じ名前の変数を定義してしまっている
という指摘です。

指摘箇所の修正

指摘箇所の変数名を変更して、再度
コミット、プッシュします。すると
それをトリガーに再び自動でレビュー
が実行されます。

f:id:sy4310:20200406231901p:plain

先程の指摘箇所の修正が確認され、
Issuesの数も0, Code QualityもA+に
なりました。

この調子で、今後もCode Qualityを
A+にし続けられるようにしていきます。

READMEへのバッジ貼り付け

下記の画面の赤丸部分をクリック
すると、今のコードのQualityを
READMEで表示できるバッジを
取得できます。

f:id:sy4310:20200406232900p:plain

このハイライトされている部分を
READMEのMarkdownファイルに
コピペして、それをコミット、
プッシュすれば、こちらのように
GitHub上でバッジが表示されます。

f:id:sy4310:20200406233125p:plain

A+と表示されてテンションが
上がりますね(笑)

他にもいろいろなサービスの
バッジがあるようなので、
少しずつ増やしていきたい
ですね。

qiita.com