EurekaMoments

ロボットや自動車の自律移動に関する知識や技術、プログラミング、ソフトウェア開発について勉強したことをメモするブログ

WindowsでJavaの開発環境を構築する手順

目次

背景

2022年度から仕事でJavaを使うことになったので、慌てて入門から勉強し始めた。
まずは開発環境構築を行ったので、その手順をメモしておく。

参考記事

tech-camp.in

sukkiri.jp

構築手順

JDKがインストール済みか確認する

JDK(Java Development Kit)は、Java開発に必要なものが入った開発キット。
これが既にインストールされているかコマンドプロンプトで確認する。

javac -version

これでバージョン情報が表示できなければインストール作業に移る。

JDKをインストールする

こちらの公式サイトからWindows用インストーラをダウンロードする。
www.oracle.com
ここでは、Windows用のx64 Installerをダウンロード。

ダウンロードができたら、インストーラを実行してインストールを完了させる。

環境変数を設定する

今回のインストール先は以下。
C:\Program Files\Java\jdk-17.0.1\bin
これを「ユーザ環境変数」の「Path」に追加する。

次に、「システム環境変数」に新規の変数で「JAVA_HOME」を作る。
そして、変数値に上記のインストール先を入れてOKとする。
f:id:sy4310:20211228143634p:plain

次に、コマンドプロンプトを開いてバージョンを確認する。

javac 17.0.1

こんなふうに確認できたらインストール完了。

IntelliJ IDEAをインストールする

こちらにアクセスしてインストーラをダウンロードする。
有償版と無償版があるが、ここでは無償版のCommunity Editionを選ぶ。

www.jetbrains.com

ダウンロードしたWindows用インストーラ(.exe)を実行。
「Next」を押して次へ進む。
f:id:sy4310:20211228150333p:plain

インストール先を確認して「Next」で次に進む。
f:id:sy4310:20211228150500p:plain

一通りの項目にチェックを付けて「Next」で次に進む。
f:id:sy4310:20211228150708p:plain

「Install」を押してインストールを開始し、完了させる。
f:id:sy4310:20211228150906p:plain

IntelliJ IDEAを起動

初回起動で利用規約に同意し、「Continue」を押す。
すると、このような画面に遷移するので、左メニューの「Plugins」を選択。
f:id:sy4310:20211228154905p:plain

必要なプラグインを事前にインストールしておく。
f:id:sy4310:20211228155234p:plain
f:id:sy4310:20211228155344p:plain

「Restart IDE」と再起動を求められるのでIntelliJを再起動する。

プロジェクトを作成してみる

再起動が済んだら、「新規プロジェクト」を選択する。
f:id:sy4310:20211228160208p:plain

左メニューから「Javaモジュール」、「プロジェクトSDK」から事前にインストールしておいたJDKのバージョンを選択して「次へ」
f:id:sy4310:20211228160751p:plain

最後にプロジェクト名と保存場所を設定して、「完了」を押す。
この画面になれば無事にプロジェクトの作成成功。

ソースを作成してHello Worldしてみる

左のプロジェクトメニューから「src」を右クリックし、
「新規」->「Javaクラス」を選択する。

次の画面でクラス名を入力してOKを押すと、クラス名.javaファイルが
srcディレクトリ直下に作成される。
Javaでは、定義するクラス名をファイル名とする決まりがある。
今回は、「HelloWorld.java」というファイル名で作成した。

次に、作成されたファイルでHelloWorldクラスの中身を下記のように定義する。

public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello World");
    }
}

最後に「実行」メニューから「実行」を選び、実行するクラスとして
HelloWorldクラスを選ぶと下記のようにビルドが行われ、
実行結果が出力される。
f:id:sy4310:20211228165218p:plain