EurekaMoments

ロボットや自動車の自律移動に関する知識や技術、プログラミング、ソフトウェア開発について勉強したことをメモするブログ

GPSについての勉強メモ

  • はじめに
  • 参考書籍
  • GNSSとGPSの違い
  • 測地系
  • 座標系
  • ジオイド
  • NMEA
  • $GPGGAフォーマット
  • $GPGSAフォーマット
  • $GPRMCフォーマット
  • 座標変換

はじめに

ロボットや車が自律移動をする際に自分の位置を計測する手段としてGPSがあります。カーナビやスマートフォンの地図アプリなどでも自分の居場所を知るために利用されるGPSですが、障害物検知用のミリ波レーダやスキャンレーザの計測精度を評価するためのリファレンスとして使われることもあります。
GPSで取得した位置情報は緯度、経度の形で表されますが、それを解釈したり座標変換したりするやり方を間違えると本来とは全然違うを自分の位置を認識してしまうので注意が必要です。今回の記事では、GPSを正しく扱うために必要な基礎知識をメモとして残しておきます。

参考書籍

今回は以下の書籍を見て勉強させていただきました。

https://www.enri.go.jp/~fks442/K_MUSEN/1st/1st060428rev2.pdf

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ワインの等級を予測するためのデータ分析

入門 Python 3

入門 Python 3

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目次

  • 目次
  • はじめに
  • 参考
  • データの内容の確認
  • データ同士の相関
  • 等級と相関の高い上位5つの属性
  • 等級1と3の統合
  • 上位5つの属性と色彩強度の相関
  • 次のステップ

はじめに

最近勉強しているPythonの扱いに少しずつですが慣れてきたので、世の中で公開されている機械学習サンプルデータを用いてデータ分析 + 予測モデル構築 + 精度評価の練習をしてみました。今回の記事では、その内のデータ分析作業にフォーカスしてみようと思います。

参考

今回利用したのは、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)が公開しているものの一つである、「ワインの等級を予測するための学習データサンプル」です。

UCI Machine Learning Repository: Wine Data Set
UCI Machine Learning Repository: Wine Quality Data Set

公開されている学習データの中でもこれはかなり人気の高いものであり、上記の書籍のようなPythonの入門本などでは、「Pythonなら機械学習が手軽に試せる」ということを示すための例題として取り上げられることが多いです。

自分もこの書籍を読みながらPythonを勉強し、確かにScikit learnで機械学習が試せるというところまでは理解したのですが、肝心なデータの中身についてはあまり触れないままSVMやランダムフォレストによる予測モデル構築と予測という流れで進むので、そもそもどういう傾向を持つデータなのか、そして最終的に構築モデルによる予測精度がどれだけリーズナブルなものなのかが気になっていました。
そこで今回は、世の中のデータサイエンティスト達のプロセスを真似しながら、自力で予測モデルを構築するためのデータ分析に取り組んでみました。分析プロセスについては以下の記事を参照ください。

www.eureka-moments-blog.com

www.mirandora.com

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読書メモ_統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

  • 作者:西内 啓
  • 発売日: 2013/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

目次

  • 目次
  • 目的
  • 読んだ感想
  • 学んだ事メモ
  • 他の関連書籍

目的

車やロボットの自律移動技術や、今流行りの機械学習、Deep Learningの技術を身に着けるには、統計学の知識が必要となります。しかしながら、自分は今まで統計学という学問をちゃんと勉強したことがなかったので、今回は下記の有名な書籍を読んで、統計学において大事なことをメモしてみました。

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機械学習におけるラベル付けについての勉強メモ

目次

  • 目次
  • 目的
  • 参考文献
  • 1. ラベル付けとはなんのためにするのか
  • 2. どんなラベルを用意するべきか
  • 3. 「その他」ラベルが存在している場合の対処法
  • 4. どれくらいのラベル数を用意するべきか
  • 5. ラベル付けは何人で行うべきか?
  • 6. どのように2人で作業するのか?
  • 7. ラベルが不一致だった場合の対処法を決めておく
  • 8. ラベル付け作業をどうやって評価するのか

目的

機械学習について基礎的な部分を勉強し始めたのですが、まずは「教師あり学習」で必要不可欠になる「ラベル付け」という作業について勉強したので、そのメモを書きます。

参考文献

今回は以下の資料がとても分かりやすくまとめられていたので、その中でポイントになる部分をピックアップしてみました。

www.slideshare.net

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読書メモ ~エンジニアリング組織論への招待~

目次

  • 目次
  • 目的
  • 読んだ感想
  • 思考のリファクタリング
  • メンタリングの技術
  • アジャイルなチームの原理
  • 学習するチームと不確実性マネージメント
  • 技術組織の力学とアーキテクチャ

目的

ここ最近の自分のソフトウェア開発業務は、開発の納期に追われつつも、目標とする性能をなかなか達成できなくてかなり苦労していました。自分は管理職ではなくただの一般社員ですが、それでもソフトウェア開発を行うチームとして業務改善を行える余地がたくさんあるんじゃないかと思い続けていました。
何か解決策はないかと調べていたところ、とても参考になりそうな書籍を見つけたので、今回はそれを読んで参考になったポイントを書き留めておこうと思います。

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Kaggleで上位10%に入るデータサイエンティストから学ぶデータ分析のプロセスについて

目次

  • 目次
  • 目的
  • 参考記事
  • Kaggleとは?
  • 扱われたお題
  • プロセス①: データの中身を確認する
  • プロセス②: データの相関を調べる
  • プロセス③: 欠損したデータを補完する
  • プロセス④: モデリング前の事前処理
  • プロセス⑤: 解析とモデリング
  • 最終的な結果

目的

世の中の凄腕データサイエンティスト達はどのようにしてデータ分析をしているのか調べていたところ、Kaggleのコンペに参戦して上位に食い込んでいる人の技術記事を見つけました。最終的にモデルを作って予測をするところまでの過程が分かりやすくまとまっているので、とても参考になりました。
今回の記事は、上記の記事を読んで学んだデータ分析のプロセスについてのメモです。

参考記事

www.mirandora.com

www.mirandora.com

www.mirandora.com

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プログラマーとして習慣づけるべきこと

目次

  • 目次
  • 目的
  • 参考記事
  • エラーが出ても慌てず、メッセージを読もう
  • ネット情報を鵜呑みにしない
  • 公式ドキュメントから読もう
  • 当てずっぽうで試していかない
  • 未知のものは、まっさらな環境で試そう
  • ライブラリを見つける力と目利きを鍛えよう
  • 大雑把に理解できる力を身に着けよう
  • 一度に大きく作ろうとせず、小さく進めよう
  • コミットする前には、動作確認しよう
  • 最初にTODOリストを作ってから始めよう
  • 頭から順に書き始めずに、構造化しよう
  • 頭で理解しきれないなら、絵にしてみよう
  • メンテナンスの前に、コードを読み込もう

目的

株式会社ソニックガーデンの代表である倉貫義人さんのブログで、「プログラミングの初心者を抜け出すための習慣」という記事を読みました。自分は流石に初心者ではないですが、かと言って上級者ですとも自信をもっては言えません。
今回読んだ記事に書いてあることは一見当たり前の事ですが、精神的に余裕が無かったりするとついつい疎かにしてしまうものばかりだったので、今後も意識していけるように、記事の概要及び読んだ感想をメモしておこうと思います。

参考記事

記事の原文は以下のリンクよりご覧になれます。
kuranuki.sonicgarden.jp

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