目的
中国で自動運転エンジニアとして働き始めてもうすぐ1年が経とうと
していますが、実は今年の3月末で突然会社をレイオフされ、転職
活動をすることになりました。
幸い2か月程度で次の仕事が見つかり、今後も中国で働けることには
なったのですが、まさか自分がレイオフされるとはまったく想定して
なかったので、かなりバタバタな転職活動でした。
中国という国で働く以上、いつまたレイオフされることになるか
分からないので、今後また慌てないために日頃からどういう準備を
しておけばいいかを改めて考えて、対策としてまとめておこうと思います。
目次
- 目的
- 目次
- 対策①: レジュメを日々更新する
- 対策②: 過去の実績を整理しておく
- 対策③: 成果物をまとめておく
- 対策④: 自分の持ってる技術や知識を復習する
- 対策⑤: 語学力を磨く
- 対策⑥: 主に使うプログラミング言語の理解を深める
対策①: レジュメを日々更新する
転職活動は自分のスキルや経験などをレジュメにまとめ、会社のHRや
転職エージェントのヘッドハンターに送ることから始まります。この
レジュメを書くのにまずめちゃめちゃ時間を奪われるので、転職活動を
することになったらすぐにでも提出できるように、日頃からまとめて
おくことが重要です。
対策②: 過去の実績を整理しておく
本人の経験とスキルを確認する手段として、これまでに担当した
プロジェクト、そこでの役割、実施内容、得られた成果、学び
などが、書類選考や面接では必ずチェックされます。
そこで、自身のこれまでの実績を改めて整理し、それぞれを下記の
点について簡潔に分かりやすく説明できるように準備しておきましょう。
- 状況(Situation)
- 課題(Task)
- 行動(Action)
- 結果(Result)
また、レジュメや面接では当然ながら書ける分量や時間に限りが
あるため、全ての実績を説明しようとするのが現実的ではありません。
そのため、自分をアピールするネタとして特にふさわしいものを
代表例としてピックアップし、それらについて優先的に説明できる
ようにしておきましょう。
対策③: 成果物をまとめておく
自身の実績を、文字だけでなく図や画像なども合わせて分かりやすく
ポートフォリオの資料として作成しておきましょう。全ての会社が
そうとは限りませんが、面接の際にそういった資料を見せながら
自分の実績をプレゼンさせてもらえることもあるので、事前に準備
しておくと大変役に立ちます。
また、自分がこれまでに開発したコードも、可能な範囲内でいつでも
見せられるように、GitHubに置いておくことも大事です。それによって
自身のコーディング能力を評価してもらえたり、コーディングテストが
免除になる場合もあるので、メリットはかなり大きいです。
対策④: 自分の持ってる技術や知識を復習する
エンジニアポジションの面接では当然ながら、そのポジションに
就くために必要な知識や技術に関しての理解度を確認されるための
質問が沢山飛んできます。
普段であれば余裕で答えられるような質問でも、面接時の緊張感や
言語の違いなどによって上手く答えられない、何故かど忘れしてしまう
なんてことがあります。
そんな状況でも確実に答えられるように、問われるであろう知識を
改めて学び直しておき、それを日本語と英語の最低でも2言語で
話せるようにもしておきましょう。
また、自分が不得意な知識、全く知らない知識についても、それが
質問されそうな場合には、付け焼刃でもいいので出来るだけ予習し、
少しでもアピールに繋がるようにしておくのがいいです。
対策⑤: 語学力を磨く
海外の企業でエンジニアとして採用されるためにはその国の言語、
最低でも英語で面接でのやり取りをできる必要があります。
エンジニアは技術力さえあれば言語はそこそこでいい、みたいな
話をよく聞きますが、そんなことはありません。エンジニアは
チームで働くことがほとんどなので、メンバーや上司との日々の
コミュニケーションが欠かせません。
いくら技術力があっても、コミュニケーションが取りにくい人間は
間違いなくレイオフの候補になるので、毎日コツコツと語学の勉強
にも取り組むようにしましょう。
対策⑥: 主に使うプログラミング言語の理解を深める
たとえば自分の場合はC++が主に使うの言語になるので、会社の
面接によってはその言語の理解力を問われることがあります。
最近受けたやつだと、スマートポインタの機能を再現するコード
を自分で実装してみようという問題を出されました。これまでの
経験上、こういうメモリ関連の理解度が特に問われる傾向にある
と思います。
出題方法もコーディングテスト形式だったり、対話形式だったりと
様々なので、どれにも対応できるようにしっかり準備しましょう。